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​早稲田大学 落合ゼミナール×大蔵村・四ヶ村 日本を元気にプロジェクト第一弾

コロナに負けるな!四ヶ村の棚田米を食べて元気になろう!

今回はこの企画に協力していただいた四ヶ村棚田米生産者組合 組合長 須藤敏彦さんにインタビュー コロナ下でも頑張る四ヶ村について話していただきました。

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―今回、コロナに負けるな企画という事で棚田米のプレゼント企画を始めたわけですが経緯について伺ってもいいでしょうか。

須藤 日本各地でコロナウイルスによって大変な時期が続いていますよね。我々の村でも春先に被害があり、その不安や苦労はよくわかります。農家として何かできないかと思っていたところに以前から村に調査に来ていた早稲田大学の学生さんから一緒にこうした企画をやってくれないかとお話をいただきまして、是非にと協力をさせてもらうことになりました。

―四ヶ村でコロナウイルスの脅威といいますか、村民の皆さんが意識され始めたのはどの時期くらいからでしたか。

須藤 2,3月まではそこまで怖さというか意識はそこまでされていませんでしたが、4月初めごろに村の老人ホームでクラスター感染がおこりまして、そのあたりからですかね。

―村ではどんな対策が取られていたんですか?

須藤 役場の方でコロナウイルスの対策本部を立ち上げました。私も消防団長していましたからメンバーに加わり、村の診療所の先生に詳しいお話うかがいながらやれる範囲の事はやっていこうという形でしたね。幸いクラスター感染以外はそれ以上広がらなかったので良かったです。

 

―村の雰囲気というか状況って何か変わりましたか?

須藤 やっぱり暫くは少しピリピリした感じはありましたね。人となるべく会わないように役場の集まりや組合の集まりも中止になったりしたので村全体で気を付けなければと緊張感が漂っていたと思います。あとは村のお祭りや棚田オーナーの皆さんと毎年行っていた行事が中止になってしまったのは寂しかったですね。特に今年は村を棚田サミットもあったので中止になってしまい残念でした。

 

―なるほど。村にとってかなり大変な時期だったんですね。須藤さん個人としてはこの時期どうでしたか?

須藤 感染対策も大変でしたが、一番気を使ったのは家族と会う事ですかね。子供たちは他県にいるので中々会うことができず心配でした。電話のやり取りでお互いに地元の様子や体調の事聞いたり、消毒用エタノール送ったりして助け合いながら乗り切ったという感じでしょうか。9月の少し落ち着いた時期に来てくれた時はほっとしましたね。

 

―確かにこの時期離れた親戚のやりとりって難しかったですよね。他にはどんな苦労がありましたか?

 

須藤 そうですね。棚田オーナーさんと毎年収穫祭で顔合わせているんですが、やはり人数が多くなるイベントは中止になりまして、そういったお客さんと会う公の場がなくなったのが寂しかったですね。でも個人的に会いに来てお米を買いに来てくれるお客さんも結構いらっしゃいましたね。それはうれしかったです。励みにもなりました。

 

―なるほど。お客さんとの絆を再確認できた時期でもあったんですね。

最後になりますがこの企画に参加してくださるフォロワーの皆さんにコメントいただけますか?

須藤 今は本当に大変な時期で皆さん苦しい時間を過ごされているかもしれませんが、悪いことが続けばその後は必ずいい事が待っています。私達のお米を食べて元気になって前を向くきっかけになればうれしいです。コロナウイルスに負けずに頑張りましょう。

―力強いメッセージありがとうございました。

​須藤 はい。お互い頑張りましょう。

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