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大蔵村(四ケ村)稲刈り体験

2022年9月23日(金)、大蔵村の『四ヶ村の棚田』で行われた「昔ながらの稲刈り体験」に参加しました。棚田オーナー制度のイベントの一つとして、5月に行われた「棚田米オーナー田植え体験」で植えた稲を、昔ながらの道具・方法で稲刈りします。この日は曇り模様で雨も危ぶまれましたが、何とか雨に降られず体験ができました!

地元の農家さんに稲の刈り方、まとめ方のお手本を見せてもらい、参加者はさっそく稲刈りを始めます。筆者は稲を刈る動作よりも、刈った稲をまとめることに苦戦しました。結び目を作るときに、紐(紐には、2,3本の稲を使います)ではなく、稲の束の方をグルンと回転させます。この動作に慣れず、何とかコツを掴めたのは体験が終了する間際でした。

稲を刈る様子

稲をまとめる様子

束にした稲は、支柱に前後左右から交互にかけて干していきます。干した稲について、農家さんから印象的なお話を伺いました。作業のため、稲は最終的に家まで運ぶ必要があります。今でこそ軽トラなどで運べますが、昔は、稲を何束も背負って運ばなければならなかったそうです。平地でも大変だとは思いますが、標高差が激しい棚田ではどれほどの苦労だったのだろうと尊敬の念を抱きました。こうしたお話を農家さんから直接伺うことが出来るのも、「棚田オーナー」の魅力の一つです。

​刈った稲は干します

体験終了後は、作業した棚田の目の前にある「ふるさと味来館」でお蕎麦をいただきました。大蔵村では、お蕎麦も有名です。農作業の後にいただくお蕎麦の味は格別でした。

秋は新米の時期です。お米を大切に育ててくださった農家さんに感謝をしながら、美味しいお米をいただきたいと思います!

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